こんにちは、じあです。
今回はLualatexにおいて「newunicodechar」を用いて簡単に句読点を全角カンマピリオドに変換する方法をご紹介します。
TeXを用いて論文等文書を作成している方の参考になれば嬉しいです。
変換方法
まずは句読点を用いて普通にTeX文章を作成します。
あとでこれをひとつひとつカンマピリオドに変換するのは大変ですよね。
はじめからカンマピリオドを用いて文章を作成したり、PCの設定からそもそも句読点をカンマピリオドに置換してしまったりと様々な方法をとって対応している方も多いようですね。
Lualatexなら簡単に解決できます。
プリアンブルに
\usepackage{newunicodechar}
\newunicodechar{、}{,}
\newunicodechar{。}{.}
\newunicodechar{。}{.}
\newunicodechar{、}{,}
を記述するだけです。
4、5行目の半角句読点については保険なので確実に使用していないならば追記の必要はないです。
拍子抜けのようですが、(私が使用している環境においては)特に干渉もなくこれで解決できています。
これを知った直後にLualatexに乗り換えたくらいです。すごく便利ですよね。
おわりに
今回はLualatexにおいて句読点をカンマピリオドに変換する方法をご紹介しました。
特に難しい設定も必要なく置換できるので、是非試してみてください!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。