こんにちは、じあです。
今回はついにiPad用Magic Keyboardを購入したので、使用してみた感想を語っていきたいと思います。
発売から3年も経過してしまっているため、中古品を購入を検討している方や、私のようにiPadにキーボードって必要?と考えている方の参考になれば幸いです。
購入したもの
今回は中古品を購入しました。
普段はUS配列を使用しているのですが、iPadOSではキーのリマップができないため「英数・かなキー」の有無でJIS配列を購入しました。
MacではKarabiner、WinではPowerToysなど便利なリマップが使えるので、どんなキーボードでもUS配列として使えたり、必要ないキーを別のキーに置換したりできます。
iPadでもcmdやctrlなど各種キーの入れ替えはできますが、あまり実用的ではありません。
プログラムをかじっている身としてはJIS配列の”,’や{}などの記号の配置が気に入らないのですが、「英数・かなキー」の有無を優先する結果となりました。
そもそもiPadにキーボードって必要?
なぜ購入に至ったかについてお話ししていきます。
私は基本的にApple Pencilを使用してノートを取ることをメインにiPadを活用しています。
もちろんキーボードがあったらいいなという場面もありますが、MacBookも所持しているために「キーボードを使用する作業ならMac、そうでないならiPad」という使い分けをしていました。
ではなぜ購入に至ったのかというと、(私のレベルでは)iPadでプログラミングをすることが現実的になっていることを知ったからというのが最大の理由です。
すでに記事にしていますが、iPadのみでTeXがコンパイルできたり、Jupyter Notebookが動かせたりします。
さらに、別で記事を作成予定ですが、Gitが使えるWorking CopyやエディターであるCode App、GUIが簡単に作れるPythonistaなど、優秀なアプリが豊富に存在します。
こうした理由から、趣味であるプログラムを楽しむのにiPadがデバイスとして最高じゃん、と思い至ったわけです。11インチならintel MacBookよりもバッテリーが持ちますし、気軽に持ち運べます。
もちろん、Apple Pencilとの相性が悪いことや、その問題を解消したLogicoolのCombo touchなども選択肢としてはありました。
しかしCombo touchはiPad自体にケースを装着しなければならず、気軽に取り外すことができない点や、フットプリントがどうしても大きくなってしまう点が気に入らなかったため、Magic Keyboardの購入に至りました。
中古購入ならどちらもさほど金額が変わらないのも大きかったです。
開封の儀
ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが、開封していきましょう。
もう発売から3年も経っていますから、さまざまなところで見慣れたデザインですがいざ手に取ってみるとめちゃめちゃかっこいい…!
実はiPadの購入と同時にsmart keyboard folioを購入して1年程度使っていました。
キーボード自体には満足していたのですが、やはりキーボードを使用する際にはマウスやらトラックパッドやらが欲しくなり、結局iPadのPCライクな使用は諦めてしまいました。
今回はその問題は解消されているので、ノートとしてだけでなくPCライクにも問題なく活用していけると確信しています。
使用感など
まず、キーボードの打鍵感は最高です。
いわずもがな、シザー式のキーボードは昨今のMacBookにも搭載されているため使い慣れている方も多いでしょう。(なお、私のMacBookはいわくつきのバタフライキーボードです)
続いてトラックパッドについてですが、こちらも特に問題なく、快適に使えています。
11インチの場合トラックパッドが小さいのが気になるかなと思いましたが、意外と気になりませんでした。
ギリギリ必要十分な大きさということなのでしょう。このサイズ感でこの使用感というのは感動というほかありません。
12.9インチの場合はあまりにPC感が強くなってしまいますが、11インチの場合は本当に「ちょうどいい」サイズ感、立ち位置で運用していけると感じました。
「ノートPCを持っていこう」という感覚でなく、「iPadを持っていこう」という感覚になる、独特なデバイスだなと改めて感じました。
おわりに
今回はMagic Keyboardの購入レビューをお届けしました。
3年間も悩みに悩んでの購入でしたが、大満足でした。
もし何年も購入を躊躇しているという方がいれば、ぜひ購入に踏み切って欲しいなと感じるほどに素晴らしい製品でした。
発売当初よりもOS側が進化しているため、使いこなすのが難しいという製品ではなくなったかなと感じます。
ぜひ、参考になっていれば幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。